【Christmas×Jazz】クリスマスに聴きたいジャズアルバムおすすめ5選

ひとりでも、誰かとでも。賑やかにもスウィートにも。

オシャレに響くクリスマス・ジャズおすすめ盤

シチュエーション別ジャズ・クリスマス

誰しもが、色んな思い出を抱えて迎えるクリスマス。ひとりで過ごす方にも、誰かと過ごす方にも、日本でもどこか特別な1日なのではないでしょうか。

12月に入ると、街中がクリスマス一色に染まり、どこかせわしなく慌ただしくも、誰かを思いやる気持ちをふと思い出す季節がやって来ます。

クリスマスの過ごし方は人それぞれですが、この特別な日を、ジャズと共に少しお洒落な気持ちで過ごしてみませんか。

今回は今までご紹介したクリスマス・アルバムも含め、様々な過ごし方に寄り添ってくれるおすすめのアルバムを5つご紹介します。

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Michael Bublé / Christmas (2011)

賑やかなビッグバンド・サウンドと甘い歌声の王道クリスマスジャズ

マイケル・ブーブレは、ビング・クロスビー、フランク・シナトラ、ハリー・コニックJr. のイケメンジャズ・エンターテイナーの系譜に連なるシンガーで、ビッグバンド・ジャズをバックに数々の作品をリリースしています。

ジャズのみならず、ロック的なアプローチも取り入れ、老若男女広く愛される音楽性と確かな歌唱力の持ち主で、カナダのスーパースターです。

本作はクラシックなクリスマスソングのみならず、マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス(All I Want for Christmas is You)』やアーサー・キットの『サンタ・ベイビー(Santa Baby)』などポップスからの選曲も、しっとりし過ぎないブーブレのカラーにアレンジされて収録されており、クリスマス・アルバムとして非常にバランスの良いアルバムです。

マイケル・ブーブレは、もちろん女性からも甘いマスクと歌声で人気ですが、男性が聴けばちょっとイイオトコになった気になれる不思議な魅力があり、クリスマスを賑やかに、そしてちょっとオシャレに感じたい時におすすめです。

A Charlie Brown Christmas / Vince Guaraldi Trio (1965)

なんだかんだで、なんとなくしあわせなクリスマスを過ごしたい方に

本作はジャズ・ピアニスト ヴィンス・ガラルディとPeanutsの長いコラボレーションの始まりとなった、スヌーピーのテレビスペシャル『チャーリーブラウンのクリスマス』のための楽曲をまとめたクリスマス・アルバム。

アニメのバックトラックとして製作されているだけあって、ピアノにも激しく難解なインプロビゼーションなどがなく、非常に聴きやすく自然と場に馴染みます。スヌーピーのアニメと同じく、色々あっても何となくしあわせな夜を感じたい方におすすめです。

誰かとおしゃべりしたり、クリスマスを感じたりなど、音楽が主役になり過ぎない絶妙な距離感がある本作ですが、このアルバムからクリスマス・ソングの定番になった『Christmas is Here』もインストバージョンと児童合唱バージョンが収められており、クリスマス・アルバムの定番となっています。

” A Charlie Brown Christmas”(1965)

その他定番のクリスマスキャロルもしっかり収録されており、神聖な夜のイメージをしっかり盛り上げくれます。ちょっと楽しい雰囲気と、厳かなクリスマスの雰囲気と両方楽しめる素晴らしいアルバムです。

ピアニスト、ヴィンス・ガラルディについての詳しい解説はこちらをご覧下さい。

【Jazz × SNOOPY】Peanuts Greatest Hits (Music from the TV Special)/ Vince Guaraldi Trio (2015)

A Jolly Christmas From Frank Sinatra / Frank Sinatra (1957)

20世紀最高のエンターティナー、フランク・シナトラのしっとりクリスマス

クラシックなクリスマス・アルバムをお探しの方には、本作がおすすめです。冒頭からトナカイのソリのベルの音がクリスマス感を盛り上げてくれる『Jingle Bells』から、厳かながらオシャレで粋なシナトラ節が炸裂します。

賑やかなビッグバンド・スウィングジャズのイメージが強いシナトラですが、本作はクワイア(合唱)を大々的に導入しており、どちらかというと全体的にしっとりとした印象のアルバムです。

シナトラの甘い歌声がより一層引き立て、聖夜を堪能出来る作品になっています。暖かい部屋でちょっと神聖な気持ちで聴きたいアルバムです。

Have Yourself a Soulful Little Christmas / Kenny Burrell (1966)

ギターでジャジー&ブルーなクリスマス

もっとジャジーにクリスマスを感じたい方には、本作がおすすめです。ケニー・バレルはジャズギターのレジェンドで、ブルージーな味わいが魅力のギタリストです。

本作はアップテンポな曲とメロウな曲が交互に収録されており、とても聴きやすいアルバムです。程良いスウィング感とブルーなフレーズが、ちょっと大人のクリスマスを演出してくれます。

選曲も古くから伝わるクリスマスキャロルを大胆にジャズアレンジしたものが多く、クリスマスキャロルに親しむのにもうってつけのアルバムです。ジャズ好き、ギター好きならクリスマスには外せないアルバムとなっています。

本作についての詳細はこちらをご覧ください。

【Jazz Guitar】Have Yourself a Soulful Little Christmas / Kenny Burrell (1966)

Christmas Dream (feat. Nick Shankland) / Kitty LaRoar (2015)

シンプルながらゴージャス。ロマンチックなクリスマス・アルバム

おそらく今回ご紹介するクリスマス・アルバムの中で、1番ロマンチックなアルバムがこちら。イギリスで活動しているKitty La Roar の甘い歌声と Nick Shankland のロマンチックなピアノだけで構成されるシンプルなアレンジながら、とてもゴージャスに感じられる仕上がりとなっています。

オリジナル曲『A Christmas Dream』以外は定番のクリスマス・ソングばかりなので、純粋に彼らの演奏の妙を楽しめる内容となっています。

優しく響くピアノと歌声でロマンチックなクリスマスを感じたい方におすすめです。

詳しくはこちらをご覧ください。

【Jazz Vocal】Christmas Dream (feat. Nick Shankland) / Kitty LaRoar (2015)

誰にとっても優しいクリスマス・アルバムを

いかがでしたでしょうか。数あるクリスマス・ジャズの中からおすすめの5枚をご紹介いたしました。

誰にとっても楽しく優しい気持ちになれるアルバムばかりですので、お気に入りの曲を見つけて自分なりのプレイリストでクリスマスをお楽しみください。

今年のクリスマスが、皆さんにとってより素晴らしいものになりましたら幸いです。

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Christmas Jazz Best 5
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