【Jazz Vocal】Christmas Dream (feat. Nick Shankland) / Kitty LaRoar (2015)

スポンサーリンク

ひとりでも、誰かと一緒でも。クリスマスイヴの夜に優しく響く歌声を。

寒さが増すにつれて、街はイルミネーションでライトアップされ、赤や緑の飾り付けが目に鮮やかで、クリスマスソングが街中を包みます。日本では恋人と過ごすもの、との意識が強いですが、キリスト教圏では家族でゆっくり過ごすものとか。国内外でのそうした意識の違いから、海外のクリスマスソングのアレンジはどこか厳かな雰囲気のものが多いですね。

今回ご紹介するのは、ひとりでも、誰かと一緒でも、恋人とでも、家族とでも、どんなシチュエーションでもクリスマスイヴの夜を優しく寄り添って包み込んでくれるクリスマスアルバム『Christmas Dream (feat. Nick Shankland) / Kitty LaRoar (2015)』です。

ジャズに恋したふたりが奏でる珠玉のクリスマスソングたち。

Kitty LaRoar と Nick Shankland

キティ・ラロアはイギリスのドラマーでありジャズシンガーで、イングランド北部のボルトン出身。 ロンドンの大学に進んだ彼女はボルトンを出て、 彼女はさまざまな活動に参加しましたが、やはりジャズに惹かれていきます。

ピアニストのニック・シャンクランドはウェールズ出身。元々クラシックを学んでいましたが、ジャズに惹かれ、ジャズの演奏を始めていました。ある夜、彼女は友人とクラブを訪れます。そこでピアニスト、ニックがジャズナンバーを演奏しているのを聴きます。ニックもラロアの歌を聴いて魅了され、 活動が始まります。

当初『Lucky Victims』というユニット名で活動していましたが、現在はそれぞれの名前でクレジットされており、様々なゲストミュージシャンを加えながらロンドンを中心に世界的に活動しています。

スポンサーリンク

Christmas Dream 収録曲解説

The Christmas Song (chestnuts roasting on an open fire)

1944年、作曲家で歌手のメル・トーメとボブ・ウェルズとの作曲。ナットキングコールの録音で有名な、クリスマスソングの定番曲。

Christmas Time is Here

1965年の作品。ピアニストのヴィンスガラルディとCBSテレビプロデューサーのリーメンデルソンによる曲。アメリカCBSテレビスペシャル『A Charlie Brown Christmas』のために書かれた曲で、クリスマスソングの定番曲になっている。

What Are You Doing New Year’s Eve

1947年フランクレッサー作曲。1947年にマーガレット・ホワイティングによって最初に録音された曲で、同テイクはBillboardのBest-Selling Retail Rhythm & Blues Chart9位。その他、アンディ・ウィリアムズ、エラ・フィッツジェラルド、カシー・マスグレイブス、ザ・カーペンターズ、ヴィック・ダモンなど、多くのアーティストにカバーされるクリスマスの名曲。

Have Yourself a Merry Little Christmas

1944年公開ミュージカル映画『Meet Me in St. Louis』の曲で、ヒュー・マーティンとラルフ・ブレーンの作。1957年のフランクシナトラによる録音で親しまれ、クリスマスソングの中でも最も演奏される曲のひとつ。

A Christmas Dream

キティ・ラロアとニック・シャンクランドによる作。美しく描かれるロンドンのクリスマス。

A simple theme, a Christmas dream
A dream of snow, where the reindeer go
And old friends gather near, new friends share the cheer
Winter tales that we adore as in days of yore
So here’s a toast to Marley’s ghost
We’ll keep our Christmas dream the London bells ring out the call
A very merry Christmas one and all

kittylaroar.com

Santa Baby

1953年ジョーン・ジャビッツとフィリップ・スプリンガーによる作。アーサー・キットによる録音がオリジナル。マドンナやカイリーミノーグなどのカバーで知られている。セクシーでキュートな曲で、ラロアのチャーミングな表現が楽しい。

The Christmas Song

最後にもう一度別テイクのこの曲で締めくくられるが、オープニングの同曲テイクより優しく包み込むような印象の仕上がり。クリスマスイヴの夜がふけていき、だんだん雪の中に消えていくような幻想的なテイクになっている。

いかがでしたでしょうか。オフィシャルに公開されているYouTubeでも、アイコニックなルックスと共にグレッチのスネアドラムをブラシでプレイしながら歌うスタイルで聴衆を魅了するラロアと、時にダイナミックに、時に繊細に歌に寄り添う美しくピアノプレイのニック。

本作はそんなジャズに恋したふたりが贈る、素敵なクリスマスプレゼントの様なアルバムです。気に入って頂ければ幸いです。

スポンサーリンク
Christmas Dream Kitty La Roar Art Work
最新情報をチェックしよう!